五輪フィギュアスケート金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手は2019/20シーズンのショートプログラムの音楽にヤスミン・レヴィ作曲『Me Voy』を使用することを発表した。このスペイン語のタイトルの意味は「私は出ていく。」ザギトワが表現するのは恋に破れ、もだえ苦しむ女性像だ。
ザギトワはインスタにロシア語、英語、日本語の3か国後で来シーズンのプランを説明している。
「...私の今シーズンのショートプログラム曲は、魂のこもった、Yasmin Levy氏の「Me Voy」ですハート♥️」
インスタに掲載の写真のアリーナの視線は情感たっぷりで、狂おしい視線はこちらをまっすぐ凝視している。
熱狂的なダンス
このプログラムはかなり熱いものになりそうだ。曲だけから判断しても容易に予想がつく。荒い息遣いで始まるレヴィの歌はスペイン語で熱く愛の物語を語り始める。
「あなたの体臭、唇の味を忘れたい。いつの日か、幸せな人生を始めたい。」狂おしいヒロインのセリフは「私を見て。魂は血だらけ」で終わる。
この曲がフィギュアスケートで使われた例はほとんどない。ネット検索で辛うじて見つかるのはロシアのタチアナ・ナフカ、ロマン・コストロマロフ組がアイスショー「氷河期、プロクラブ」で演じたナンバーくらいのものだ。
先に、フィギュアスケートのエフゲニヤ・メドベージェワは、インスタグラムで新たなフリー・プログラムの一部を披露した。