米アナリスト、露ミサイルS400の長所と短所を評価

米民間インテリジェンスセンター「ストラトフォー」は、ロシア製地対空ミサイルシステム「S400」が既存の防空システムでも有数の性能を誇るが、ぜい弱性もあると評価した。
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ストラトフォーの評価によると、他の対空兵器でカバーされていない場合、大規模攻撃はS400にとって危険になりうる。

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また、報告によると、S400の射程は400キロに達するかもしれないが、山岳地帯などの地理的条件により、S400のレーダー性能が低下する可能性がある。

そのため、ストラトフォーは、S400が山岳地帯で低空飛行する巡航ミサイルを撃墜できる射程は数100キロではなく、数10キロに激減すると主張する。

最終的には、ストラトフォーが強調するところ、S400の性能は利用される国と操縦するオペレータの腕に左右される。

S400「トリウムフ」は航空機や巡航ミサイル、弾道ミサイル撃墜のため設計された長距離地対空ミサイルシステムで、地上の標的に対して用いることもできる。射程は400キロで、高度30キロまでの標的も撃墜可能だ。

トルコはベラルーシと中国に続き、ロシア政府がS400を供給する3国目になった。まもなく、インドもこれに加わる予定だ。

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