日本の大手企業賃上げ 6年連続2%超

今年の春闘で大手企業が回答した月額の賃金の引き上げ額は平均で8200円、率にして2.43%となり、6年連続で2%を超えた。NHKが報じた。
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経団連は今年の春闘に関し、東証1部に上場する従業員500人以上の大手企業114社の回答をまとめ最終集計として発表した。

この発表によれば、ベースアップに定期昇給を加えた月額の賃金の引き上げ額は平均で8200円、引き上げ率は2.43%となった。今年の引き上げ額は、前年比で339円マイナスとなったものの、引き上げ額、引き上げ率とも2000年以降では3番目に高い水準となっており、引き上げ率が2%を超えたのは6年連続。

この点について経団連は「企業収益を処遇の改善に反映させる流れが続いている。特に人手不足が深刻な業種では、賃金の引き上げで新たな雇用の確保とともに、従業員の定着を図るねらいがあるのではないか」とコメントした。

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