米下院 トランプ大統領の非難決議を可決

米下院はトランプ大統領が民主党の非白人女性議員らに対し「嫌なら国を出て行け」とツイッターでコメントした件について、「人種差別的発言」と非難する決議案を賛成240票、反対187票で可決した。
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決議文は、「新たに米国民となった人や有色人種に対する恐怖や憎悪を正当化し、増長させたトランプ大統領の人種差別的発言を厳しく非難する」とした。

トランプ大統領は14日のツイートで、「完全に崩壊し、世界最悪で、最も腐敗し、無能極まりない政府」の国から来た「進歩的な」民主党の女性下院議員らが、「世界で最も偉大で最強の合衆国の人々に対して政治のあり方を大声で指図」しているとコメントした。ツイッターの発信後、民主党の非白人女性議員らから批判が相次ぎ、決議文が提出される事態となった。

トランプ大統領はツイッターで名指しを避けたが、アレクサンドリア・オカシオコルテス議員、イルハン・オマル議員、アヤナ・プレスリー議員、ラシダ・トレイブ議員など、4人の女性議員を指したとみられている。

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