NATO 誤って米国の核兵器配備位置を報告 米メディア

北大西洋条約機構(NATO)の議会委員会の報告書で、偶然、米国の核兵器配備位置が表示されてしまった。「ワシントン・ポスト」紙が報じた。
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カナダの委員メンバーが用意した報告書「核抑止の新時代?近代化、装備管理、同盟国の核戦力」に明記された。書類は4月に発行されたもので、その後削除された。書類の中に、欧州に配備された米国の核兵器150発の位置に関する情報が含まれていた。主に核兵器は、イタリアのアビアノとゲーディ基地、ベルギーのクライネ=ブローゲル、ドイツのビューヒェル、トルコのインジルリク、オランダのフォルケルに配置されている。

国連専門家 核戦争のリスクは1945年以来、最悪の水準
報告書の最終バージョンでは、これらの情報は消去されたことが説明されている。

核兵器は減少 一方で保有国は近代化進める

世界の核兵器の総数は減少中だが、核保有国は近い将来にそれを廃棄する予定はなく、核兵器の近代化を推し進めている。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が核軍備に関する報告書を発表した。

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