メドベージェワはブライアン・オーサー監督のもとでトレーニングを積むために、2018年夏からカナダでの生活をスタートさせた。
メドベージェワにとって、トロントの生活は最初はきつかった。そんな彼女も過去を振り返って、ようやく今になってこの環境に慣れたと語っている。
「今やもうすっかり快適ですね。家にいるのと変わらない感じ。ここでもう何年も練習しているような気がします。」
メドベージェワは、前はリンクはきつい作業の場所にすぎなかったと打ち明けている。ところが今は違う。リンクは大好きなことをする場所になった。
「何度もここに戻ってきたいって思う。ここの雰囲気が新しいことをやってやろうという気にさせるんです。だって、もうリンクから上がりたくないって思えるんですもの。」
だからといってモスクワを恋しく思う気持ちが減ったわけではない。