チェルノブイリ原発 放射性液体廃棄物の処理場が稼働開始

ウクライナ政府立入禁止区域管理庁は17日、チェルノブイリ原子力発電所の工業地帯で放射性液体廃棄物の処理場が稼働を開始したと発表した。
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同庁によると、稼働開始1週間目ですでに2755キロの放射性液体廃棄物が処理された。

チェルノブイリ原発の専門家によると、処理過程で放射性液体廃棄物は複数のステップを経たあと、セメント化によって放射性固形廃棄物に変えられる。しばらく置き、放射線管理を行ったあと、廃棄物は埋められる。

7月10日、チェルノブイリ原発は新安全閉じ込め構造物で覆われた。同日、ウクライナのゼレンスキー大統領は立入禁止区域に観光客向けの「緑の回廊」設置するよう指示する大統領令に署名した。

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