辺野古サンゴ採捕、結論先送り防衛省再申請に玉城沖縄知事

沖縄県の玉城デニー知事は19日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域で見つかった小型サンゴ類約3万9千群体の移植に必要な特別採捕許可を、防衛省沖縄防衛局が県に再申請したことに関し「係争中の司法の最終判断が出るまでは処分しない」と述べ、結論を先送りする考えを示した。
この記事をSputnikで読む

県は17日、埋め立て承認撤回を取り消す裁決に国土交通相が関与したのは違法として国に裁決の取り消しを求め、福岡高裁那覇支部に提訴している。

県は承認撤回により環境を保全する事由が消滅したとして、申請を不許可にし、沖縄防衛局が4月に再申請していた。

(c)KYODONEWS

コメント