香港デモ隊、政府庁舎に卵投げる【動画・写真】

21日、香港で容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める大規模抗議活動が行われ、デモ参加者が政府庁舎に卵を投げた。サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。
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数万人規模のデモ隊は現地時間15時半、この数ヶ月で3度目の大規模抗議活動を開始した。抗議活動は当局の許可を得ている。だがデモ隊は許可されたルートを外れ、香港市の主要道路を封鎖し始めた。

サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、現地時間19時までにデモ隊は政府庁舎に到着。一部のデモ参加者が生卵を投げつけ、建物の表札に落書きし、監視カメラのレンズに色を塗り、外の状況を撮影していた士官らから窓越しに視界を奪った。

警察は建物内部への突入を防ぐため、高いバリケードを設置した。抗議者が封鎖を突破しようとしているという情報はまだない。

先日、香港警察は特殊作戦で香港史上最大量となる爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を押収したと発表した。「サタンの母」としても知られるこの爆薬を保管した疑いで1人が拘束された。

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