ロシア・ノバテク社プロジェクト「アークティックLNG 2」 日本と中国企業に30%販売

ロシア・ノバテク社の天然ガスの開発・液化事業プロジェクト「アークティックLNG 2」では、2つの中国企業と日本企業1社がそれぞれ10%づつ所有する。
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独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産は、オランダに登記さているJapan Arctic LNG B.V.を通じ、「アークティックLNG2」の10%を取得。さらに、有限責任会社「アークティックLNG2」の10%づつを、香港で登記された中国石油天然気集団(CNPC)子会社と中国海洋石油団(CNOOC)の2企業が取得した。

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ロシア・ノバテク社がプレスリリースで発表した。

6月29日、大阪で行われた露日首脳会談後、ロシアのガス大手ノバテクが、三井物産と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に「アークティックLNG2」プロジェクトへの参画に関する10%の持分を売却すると発表された。これにより、日本からの本プロジェクトに対する投資額はほぼ30億ドルに達する。これより前、三菱商事もプロジェクト参画への関心を示していた。

「アークティックLNG2」は、ノバテクの2つ目のLNGプラント。2022年~2023年に生産の開始が予定されている。生産能力は、年間約1980万トンとなる見込み。

これに先立ち、スプートニクのインタビューに専門家らは、この取引が日本のビジネスにとってどれほど重要であるか、そして、ロシアのエネルギープロジェクトへの外国投資家の任意参加への積極的な反応について、米国政府側からの反応を待つべきかがコメントされた。

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