メタリカ 旧ソ連メガヒットナンバーでスタジアムを熱狂【動画・写真】

有名な米国のヘビーメタルバンド「メタリカ」が、ソ連時代のシンガー・ヴィクトル・ツォイの名曲をルジニキスタジアムでのライブで演奏した。動画には、バンドと会場が一体で歌う様子がおさめられた。
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『ブラッド・タイプ (Группа крови)』(血液型)、この曲はヴィクトル・ツォイのバンド「キノー」の反戦歌。バンドのリーダーだったツォイは愛された国民的シンガーといえる。

この曲がはじめて演奏されたのは1987年、アフガニスタン紛争(1978年~89年)が始まって8年が過ぎた頃だった。「ブラッド・タイプ」は、ツォイの作品の中でもっとも人気の曲の一つで、ロシア人の多くから愛される名曲。

メタリカのギターリストのカーク・ハメットとベーシストのロバート・トゥルージロは、コンサートツアー「WorldWired Tour」の中で、彼らがライブで訪れた各国の名曲を演奏している。

メタリカのメンバーは、ツアーのコンサート毎に、地元ファンのために特別なカバー曲を用意する。たとえば、ドイツ・ベルリンではラムシュタインの「Engel」、フランス・パリではジョニー・アリディの「Ma gueule」、英国・マンチェスターではストーン・ローゼズの「I Wanna Be Adored」を演奏した。

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