労働人口の15-20%がこの額の収入を得ている。
インタビューに答えた関係者によると、官庁でお馴染みの平均値と異なり、サンプルで最も頻繁に出てくるいわゆる「モーダル値」は、国民の所得水準と労働市場の状態を最も正確に反映しているという。平均値の場合、2019年4月の給与は4万7700ルーブル(およそ8万1600円)になる。
専門家の話では、モーダル値と平均値にこれだけの開きがあるのは、依然として社会の不平等があるためだという。ただしこの開きも2年前の2017年には、平均値3万8900ルーブル(約6万6500円)に対し、モーダル値は1万7600ルーブル(約3万円)だったことを考えれば、徐々に縮まる傾向を見せている。
ちなみに、2019年に規定された最低生活費は、ロシア全国で8846ルーブル(約1万5千円)、モスクワに関しては1万2115ルーブル(約2万700円)。
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