ライトハイザーUSTR代表 対面協議で29日に訪中

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と複数の米政府高官は、中国に向けて29日に米国を出発する。米中の通商交渉担当者による協議が5月に頓挫して以来、ハイレベルでの対面交渉は初めて。ブルームバーグが報じた。
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USTRの訪中計画に詳しい関係者によれば、ライトハイザー代表が率いる代表団は31日まで上海に滞在する予定。米国の政府高官によると、協議では未解決の問題が幅広く議論される見通しだが、重要な問題で合意に至る見込みは少ない。

トランプ氏と中国の習近平国家主席は大阪で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて会談を行い、貿易戦争の「休戦」で合意。その後、ムニューシン財務長官とライトハイザー氏は中国高官と電話協議を行ってきた。

中国側は今回の協議を北京でなく上海で開くよう要請したと、米国の政府高官が明らかにした。

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