ラジオノワ局長によると、Usolyeximprom社の所有者はすべてのリソースを奪い取って立ち去ったため、同社は崩壊しかけている。
工場内には大量の水銀を含む廃棄物、水銀で汚染された生産物が残っている。工場の建物には有害な化学物質を含むタンクが保管されており、その一部には圧力がかかっている。なお中身は不明。かつて食塩水がくみ出されたボーリング孔には石油精製残留物が注入された。
ラジオノワ氏は「(工場の)近くにはアンガラ川が流れている。もしこのようなボーリング孔が破断した場合、川が汚染されるのは明らかだ。事実上、これは環境災害の領域だ。今すぐに行動する必要がある。さもなければ『環境版チェルノブイリ事故』が起こる」と指摘した。
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