ロシアのピエロによるスノーショー 来日

有名なロシアのピエロ、スラバ・ポルニンのスノーショーが日本にやってきた。
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スラバのスノーショーが生まれたのは1993年。これまで世界中で4千回以上の公演が行われてきた。これはピエロの愉快な「おどけ」ではない。笑いと涙の物語であり、軽いアイロニーにグロテスクが寄り添っている。しかし何と言っても目玉は、このショーの即興的な性格だろう。ショーには厳密な設定はなく、どんどん変化する。言い換えれば、スノーショーはひとつとしてそれまでのものと同じではなく、常に即興に溢れているのだ。スラバ・ポルニンはこれまでに30以上のスペクタクルショーを生みだしている。

スラバさんは1950年生まれ。1968年にパントマイム演者としてキャリアを開始させた。スラバさんはロシア国内および国際賞を数多く受賞しており、現在はモスクワ・ストリートシアターオリンピックの主催者でもある。

 スラバさんは既に日本を何度も訪れており、日本の文化の大ファンだ。ある日モスクワのブックフェアでスプートニクの記者に対し、自宅本棚には日本の本が溢れていることを打ち明けてくれた。本の内容も生け花からランドスケープデザイン、能や歌舞伎から舞踏、芭蕉の俳句から安倍公房の小説まで、多彩だという。

「スラバのスノーショー」は7月19日から8月7日まで大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKAで、8月10日から25日まで東京の「シアター1010」で上演される。

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