米領プエルトリコで同性愛者侮辱の知事に対する弾劾手続き始まる

プエルトリコのカルロス・メンデス下院議長は同性愛者を侮辱したことで批判を受けているロセジョ知事に対し、弾劾手続きに入ったことを明らかにした。プエルトリコのTelemundo局が報道した。
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メンデス下院議長は記者会見の中で、ロセジョ知事に対する弾劾手続きが始まったことを明らかにした。会見の中で下院議長は、「弾劾手続きを阻止できるのはロセジョ知事のみ」として、改めて知事に辞任を迫った。

プエルトリコのメディアは今月初め、ロセジョ知事と幹部との間で交わされたインターネット上のメッセージを入手し、その内容を報じた。この中でロセジョ知事は、地元出身の人気歌手で同性愛者であることを公表しているリッキー・マーティン氏を下品な表現で侮辱していたほか、女性の政治家や専門家を性的に貶める表現を行っていた。

このやり取りが報道されたことにより、22日のプエルトリコではロセジョ知事の辞任を求めるデモが発生し、数十万人が参加した。ロセジョ知事は「次の選挙には立候補しない」と表明したものの、辞職は否定している。

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