北朝鮮のミサイル実験はロシアの脅威とならない ロシア上院

安全防衛保障に関する連邦会議委員会のメンバーであるフランツ・クリンツェビッチ氏は、スプートニクのインタビューに対し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が実施した弾道ミサイル実験は、ロシアの極東地域への脅威とはならないと表明した。
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以前、聯合ニュースは、現地時間5時34分と5時47分に、北朝鮮が2発のミサイルを発射したと報じた。それらは最高高度50キロメートルに達し、日本海に落下した。北朝鮮政府によるミサイル実験は、8月に予定される米韓共同軍事演習の中止要請を、両国が拒否したことが背景にある。北朝鮮はこの共同軍事演習を自国の安全にとって脅威であると注視している。

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フランツ・クリンツェヴィッチ氏は、「この実験は、ロシアにとっていかなる脅威にもならない。我われは、北朝鮮はロシアとの関係で、いかなる敵対的意図も持っていないと認識している。また、ロシアの防衛システムは、同様のクラスのミサイルの迎撃が可能である」と語った。

フランツ・クリンツェヴィッチ氏は、この実験は、北朝鮮の非核化に関する安全保障の提案を、米国が拒否したことへの対応であると強調した。

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