国際原油価格が上昇 地政学的要因が後押し

国際原油価格は26日、中東の地政学的状況が緊張化し、これが同地域からの原料輸出に否定的に影響するのではないかとの危惧感を背景に値上がりしている。
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日本時間13時45分の時点でブレント原油9月先物価格は0.13%高の1バレル63ドル45セントに、WTI原油9月先物価格も0.27%高の1バレル56ドル17セントの値を付けている。

値上がりを支え続けているのがイランをめぐる緊張した情勢。ポンペオ米国務長官は26日にかけての深夜、英仏独、ノルウェー、日本、韓国、豪州にホルムズ海峡の航行の安全確保を目的とした有志連合への参加を呼び掛けたことを明らかにした。ポンペオ長官はホルムズ海峡の安全に関心のある各国は「自国の国益のみを守るのではなく、航行の自由と開放の原則を守るため、(有志連合へ)参加すべきだ」と述べている。

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