化石の発見につながったのは最近起きた洪水。濁流がくぼ地の土壌を削り流したおかげで卵が姿を現した。卵の大きさは直径9センチほど。少年が偶然見つけた最初の1個を頼りに、地元博物館の職員らが発掘作業を行ったところ、さらに10個の卵が見つかった。
河源市恐竜博物館学術部のファン・ジピン副主任は「現段階ではこれがどの恐竜の卵なのかは特定は難しい」として、さらに研究が要されることを明らかにしている。
ファン 副主任はこの場所の付近にはまだ貴重な化石が眠っている可能性が高いとして、近いうちにも古生物学者がより入念な発掘作業、地域調査を行うと語っている。