妊娠時のマリファナ アルコールと同じく胎児に有害  研究者らが訴え

妊娠時のマリファナの使用は、妊娠中にアルコールを乱用するのとまったく同様に、胎児の発育異常を生じさせる。学術誌『バース・ディフェクツ・リサーチ』が報じた。
この記事をSputnikで読む

米国ノースカロライナ州立大学からもマリファナアルコールの併用は、これらの物質をそれぞれ服用した場合よりも、さらに深刻な障害を引き起こすという指摘がなされた。

スペインの研究者 世界初の「合法マリファナ」を開発
ゼブラフィッシュの胚を使った実験では、マリファナの主な活性成分であるテトラヒドロカンナビノールが胚の発育に悪影響を与えることがわかっている。

こうした物質は使用量が微量であっても、総体的に脳や目、そしてすべての神経系統の形成に異常を生じさせ、こうした変形により胎児性アルコール症候群が発症することが観測されている。

マリファナやアルコールが胎児に同様の悪影響をもたらすことが実証されたことで、妊娠中の母親がそれらの摂取を避け、さらにどんな場合も併用してはいけないことが示された。

健康的なライフスタイルと長寿に関する他の記事は、スプートニクの特別コーナーでご覧いただけます。

関連ニュース

コメント