中国の月探査機、「目覚め」て作業に着手

中国の月探査機「嫦娥4号」と月面ローバー「玉兎2号」がスリープ状態から抜け出し、月の裏側での8ヶ月の作業に着手した。中国国家航天局(CNSA)が報じた。探査機は7月9日からスリープ状態に入っていた。
この記事をSputnikで読む

嫦娥4号はスリープ状態から抜け出し、8ヶ月の月面作業に着手した。玉兎2号は数時間前に目覚め、近い将来に計画された作業を実行に向け、搭載したペイロードの再起動が近いうちに行われると見られる。。玉兎2号パノラマ撮影用のカメラを搭載しており、月の裏側からのユニークな画像を定期的に取得できると見られる。

月の裏側に滞在するあいだ、探査機は人類史上初の月面での生物学的実験を行い、綿の種子の発芽に成功するなど、すでに複数の課題を実行した。嫦娥4号は定期的に、全世界の研究者がさらに月の研究をすすめる大きな助けになる月の裏側表面の画像を送っている。

関連ニュース

コメント