イルクーツク州では6月末に洪水が発生し25人が死亡、さらに7人が行方不明、約3万9000人が被害を受けた。
107の集落、約1万1000棟の住宅、道路49区間が浸水した。最も被害が大きかったのはニジネウジンスクとトゥルンだった。
地方当局は27日、トゥルンが再び大雨に見舞われ、1日で約1カ月分の雨量を記録し、避難が始まったと発表した。
また、先に伝えられたところによると、イルクーツク州にある塩素などの化学物質を生成する「Usolyeximprom」社について、同企業を再建しなければチェルノブイリ原発事故に匹敵する世界規模の環境災害が発生する恐れがある。