ロシア人は電子パスポートへの移行を望んでいるのか? 世論調査

全ロシア世論調査センターが、電子パスポートに関する世論調査を実施した。結果、大多数のロシア人(85%)が電子パスポートについて聞いたことがあると答えたが、半数以上(69%)が従来の紙のパスポートを好んでいることがわかった。
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電子パスポートを申請したいか?との質問に回答者の31%が「はい」、59%が「いいえ」と答えた。なお全ロシア世論調査センターによると、今すぐに電子パスポートまたは紙のパスポートのどちらかを選ばなければいけないとしたら、紙のパスポートを選ぶと答えたのは69%、電子パスポートにすると答えたのは25%だった。

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先月23日、ロシア政府はロシア国民の電子パスポートの見本を発表した。従来の紙のパスポートに代わる電子パスポートの発行は2023年から始まるが、モスクワでは2020年7月から発行が開始される。

ロシアでは世界の多くの国々と同様にチップ付きのプラスチックカードが基本的な本人確認書類となる。形は現代の運転免許証に似ており、従来の紙のパスポートと同じように携帯できる。 有効期限は10年。

なお紙のパスポートをすでに所有しており、何らかの理由で電子パスポートへの切り替えを望まない場合は、紙のパスポートを使用し続けることができる。その他の場合は、パスポートを更新する20歳および45歳になった際に電子パスポートがつくられる。

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