海底に眠るエジプトの古代都市で宝物が見つかる【写真・動画】

海底に眠るエジプトの古代都市ヘラクレイオンで、神殿の遺跡や金の装飾品、陶器、コイン、儀式用のボートの一部などの数多くの遺物が見つかった。ライフ・サイエンス(Live Science)が伝えた。
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ヘラクレイオンという名前は、伝説的な英雄ヘラクレスに由来している。当時ヘラクレイオンは、地中海沿岸の発展した大都市だった。町は紀元前8世紀頃に建設され、約1500年前に水没した。現在は水深約45メートルの海底に眠っている。

研究者たちはスキャナー装置を使い、エジプトの神殿の石造りの柱や、水深1メートルの海底に沈むギリシャの神殿の遺跡を発見した。

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また以前発見された長さ13メートルの儀式用のボートの不足していた部分も見つかった。

船には、エジプト王トレマイオス2世(在位:前283- 前246年)の統治時代の青銅貨や金貨などの宝物があった。

また3世紀から4世紀につくられた陶器なども発見された。

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