モスクワで無許可デモ 拘束者およそ600人=内務総局

モスクワ中心部で3日、モスクワ市議会選挙で候補者登録を認められなかった候補者たちを支持する無許可の抗議デモが行われ、約600人が拘束された。ロシア内務省モスクワ市内務総局が発表した。
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内務総局は「モスクワ中心部での無許可デモには約1500人が参加した。 さまざまな違法行為で約600人が拘束された」と発表した。

非公式情報でも、拘束者は同じく600人とされている。

モスクワで選挙の自由を求める無許可のデモが始まる
ロシア・ジャーナリスト連盟のウラジーミル・ソロヴィヨフ氏によると、約10人のジャーナリストが拘束されたが、ほぼ全員がすぐに釈放された。

モスクワ市議会選で候補者登録を認められなかったデモ主催者の1人、リュボーフィ・ソボリさんも拘束された。

ロシア大統領直属人権問題評議会のメンバー、イーゴリ・ボリソフ氏は、デモでの警察の行動を肯定的に評価し、厳しい措置は取られていないと指摘した。

デモは、ブリヴァール環状道路を行進する形で行われている。人々は1カ所に集まるのではなく、環状道路を行進している。警察は参加者らを環状道路から排除し、解散するよう呼びかけている。

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