慰安婦少女像の展示中止 「あいちトリエンナーレ2019」

愛知県で開催されている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会は3日、元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」の展示を同日までで中止することを明らかにした。ロイター通信が報じた。
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実行委員会の会長を務める大村秀章・同県知事は記者会見の場で、「テロや脅迫ともとれる抗議があり、安全な運営が危ぶまれる状況だ」と展示の中止に至った理由を述べた。

「あいちトリエンナーレ2019」に展示された少女像は国内の美術館やイベントで近年、撤去や公開中止となった作品を集めた企画「表現の不自由展・その後」の一つとして出品された。実行委員会は少女像のほか、昭和天皇とみられる人物を扱った作品などを含め企画全体の中止を決めた。

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