潜水艦の残骸は、第二次世界大戦中に行方不明になった52隻の潜水艦の探索を目的とする「ロスト52プロジェクト」の一環として自立型水中機器を使って発見された。水深820メートルで潜水艦の船首が見つかった。
潜水艦グラニオンは1942年、アリューシャン列島海域へ任務に向かった。グラニオンは日本の駆潜艇2隻を撃沈し、7月30日、ダッチハーバー(アラスカ)への帰還を命じられた。
そして帰還中に消息を絶った。潜水艦には70人が乗っていた。
海底で発見
7月22日、フランス沖の水深2370メートルの海底で、50年以上前に消息を絶った潜水艦「ミネルブ」が見つかった。ミネルブは1968年1月に乗組員52人を乗せて仏トゥーロン港を出港した後、跡形もなく消息を絶った。