ベネズエラのマドゥロ大統領:暗殺未遂事件は米国ボルトン大統領補佐官の指示によるもの

マドゥロ大統領の暗殺の試みは2018年8月4日に行われた。ベネズエラのホルヘ・ロドリゲス情報通信大臣によると、首都カラカスでの軍事式典の際、マドゥロ大統領が演説を行っていた演壇に、爆発物を搭載した複数の小型無人機(ドローン)が仕向けられたという。ロドリゲス大臣は、爆発の際に7名の衛兵が負傷し、大統領には被害はなかったと述べた。
この記事をSputnikで読む

ロドリゲス大臣はアメリカのマックス・ブリュメンタリ記者のインタビューの中で、「暗殺未遂から1年が経過した。今日の時点で言えるのは、暗殺はボルトン米国大統領補佐官が企んだという証拠を持っているということ。全てがボルトン氏に繋がっており、ボルトン氏は犯罪的な思考スタイル、犯罪者の思考を持っている。トランプ米国大統領を非難することは、今の段階ではできない。しかしボルトン氏の行動調査を求める根拠はある」と答えた。

マドゥロ大統領は以前、ボルトン米国大統領補佐官がマドゥロ大統領殺人計画を準備していると同氏を非難していた。また「ボルトン氏がベネズエラ問題に介入するテロ計画を主導している」と発言していた。

関連ニュース

ベネズエラ大統領 米大統領令を「非伝統的な形の戦争」と非難

コメント