SaLAは佐賀県出身。両親は農家を営み、幸せな家庭に育った。しかし、彼女を悩ませていたのが自分の「顔」。 顔のことでいじめにあい、高校の卒業時には、「その顔でよく生きてこれたな」と暴言まではかれた。傷つき、めちゃくちゃ泣いたという。しかし、そのこと乗り越え、SaLA は本当の美しさを追求し始める。
コスプレの愛好家は、自分の好きなキャラクターに変身することで自身を解放し、そして外見だけではない美しさを追求する。日常生活の自分から変身することで隠れた自己を発見するのだ。
彼女もつらい過去の記憶から立ち直り、変身によって自己を磨いている。
SaLAは「お化粧とかダイエットとかたくさん頑張って上京した今は趣味を楽しめるようになった」という。そんな彼女の姿に、たくさんのユーザーが勇気をもらったのは言うまでもない。
「みんな見る目が無いです。こんなに綺麗な花が咲いた」「元々美しかったのさらに磨いた感じ」「心が健康なのが一番」 など、多くのコメントが寄せられている。
もちろん、彼女が髪型や化粧に多くの時間と努力を費やしたことは明らか。しかし、ユーザーたちを惹きつけるのは、 彼女の成長しようとする姿勢なのかもしれない。
「なによりも人前で笑えるようになったことが一番嬉しい」
このコメントの明るさと力強さこそ、彼女の本当の魅力に違いない。
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