長崎の原爆落下地で高校生ら150人が集会 核兵器の廃絶求める

長崎市松山町の爆心地公園では9日、国連に核兵器廃絶を求めて署名を届けている「高校生平和大使」など国内外の高校生ら、およそ150人が集会を開いた。参加者は、原爆落下中心地碑を囲んで手をつなぐ「人間の鎖」で核兵器廃絶を訴えた。毎日新聞が報じた。
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核兵器は減少 一方で保有国は近代化進める
集会に参加した高校生らは原爆落下中心地碑に献花して、原爆の犠牲者らを悼んだ。集会の終わりには、代表者が「自覚を持って被爆者の思いを伝えよう」と呼びかけた。

このイベントには韓国やハワイ、フィリピンの高校生らも参加した。フィリピンから参加したフィリップ・ジャスパーさんは「これまで家族や学校の友人など身近な人と平和について考えてきた。これからは日本の皆さんとも一緒に行動を起こしたい」と話した。

高校生平和大使として活動する松田小春さんは「人間らしく死を迎えることができなかった被爆者たちの思いを今後も伝えていきたい」と話し、核兵器廃絶への思いを語った。

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