サンクトペテルブルク市の建築傑作 トップ5【写真】

ロシアの「北の都」、サンクトペテルブルク市は歴史的な尺度で言えば実は若い街だ(1703年にピョートル大帝によって西欧をモデルに建設)。この街は「屋外博物館」とも呼ばれている。なぜだろう?その答えは、サンクトペテルブルクには、バロックや帝政様式や古典主義から、構成主義やソ連アヴァンギャルドまで、およそ15の建築スタイルが混在しているからだ。RBK出版社がサンクトペテルブルクの最も見事な建物の格付けを行った。
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このリストにはエルミタージュや壮大な寺院など、従来の名所旧跡はない。本当に“隠れた”傑作である建築物が上位に挙がっている。


① ボロバヤ通りの壁の家(1909年築・アール・ヌーヴォー)

「壁の家」という名は、ある角度から見ると通常の壁よりやや厚い程度にしか見えないことからつけられた。

② サドーバヤ通りのアイロンの家(1911年築・新古典主義)

ニューヨークの「フラットアイアンビル」を思い出させる。

③ フォンタンカ運河の環の家(1817年築・ロシア古典主義)

最古住宅の一つで、サンクトペテルブルク市史上初の輪状の建物。

④ カメノオストロフスキー大通りの塔のある家(1913年築・ゴシック・リヴァイヴァル建築)

アーチと2つの対称塔をもち、イギリスの中世の城を様式化している。

⑤ ワシリエフスキー島の釘工場の塔(1930年築・ロシア構成主義)

塔もどことなく釘の形をしている。

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