最も大きな影響を受けたのは、フォーブス誌の世界大富豪ランキングで1位のアマゾン創業者兼最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏で、資産は35億ドル減となった。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は32億ドル、LVMHのベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)は30億ドル、それぞれ目減りした。
14日、ダウ平均株価は3.05%下落し、昨年10月以来の記録的な水準となった。
米国の別の株価指数S&P 500は2.39%、ナスダック総合指数は3.02%、それぞれ下落した。
下落は米債券市場の警告と関連している。米国債2年利回りが米国債10年利回りを上回り、これが世界的な危機の前兆を物語っていると考えられた。
8月初旬、株式相場の下落により、世界の富豪上位500人が、総額およそ1180億ドルを失った。ブルームバーグ通信は、米中貿易摩擦の悪化が原因だと報じた。