グリーンランドは売り物ではない 同国外務省が買収報道についてコメント

「グリーンランドはデンマークの自治領であり、買収の対象になるものではない」。金曜日、グリーンランド外務省がコメントした。
この記事をSputnikで読む

同国外務省は、「グリーンランドは地下天然資源、澄んだ水と氷、魚や水産物、再生可能エネルギー、エクストリームツアーの新たなフロンティアなど、貴重な資源に恵まれている。我が国はビジネスには開かれているが、自身を売却するつもりはない」と伝えている。

​これに先立ち、 ウォールストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)紙は米国ドナルド・トランプ大統領の2人の補佐官の話として、同大統領がグリーンランド買収の可能性について補佐官や他のホワイトハウス職員に何度となく尋ねていた、と報道した。

グリーンランドはデンマーク王国を構成する自治領で、世界最大の島。

人口5万6千人のうちほとんどが氷のない沿岸地域に住んでいる。外交と安全保障政策はコペンハーゲンが担当している。

関連記事

トランプ大統領 グリーンランド買収検討を顧問に指示

コメント