同誌は、アメリカ海軍とロシア海軍は対照的であり、それぞれが自国の戦略、歴史、産業、地理を反映していると書いている。
米国海軍が駆逐艦や大型船を中心としており、また軍事予算では他国に類を見ないとすれば、ロシアの切り札は、先日実験を終えた「スメーチ(竜巻)」のような最新小型船舶やコルベット艦、新型「ラーダ」のような改良版ディーゼル電気潜水艦である。
その他、すべての船舶には巡航ミサイル「カリブル」に代表されるような本格的な兵器が装備されている。
同誌は、ロシア海軍は自国防衛ドクトリンを十分に反映しているが、アメリカ海軍と中国海軍は、いくつかの点でロシア海軍の先を行っていると指摘している。例えば中国にはアメリカとロシアを凌ぐ数の艦船があるが、アメリカの艦船のほうが大きさは上である。