NOAAの情報によると、記録的温度は7月26日にスウェーデンの気象観測所マークスヴィンスで記録された。同観測所は北極圏の南端にある。
テクノロジーサイトGizmodoは、北極圏の記録的気温、アラスカ200キロ圏内に氷がないこと、シベリアの度重なる森林火災などは、地球住民が気候危機の最高潮にあることを証明している、と指摘している。
地球温暖化は、地球に対する主な気候の脅威と見なされている。現在の温暖化テンポ(10年間で0.2度)が維持されれば、地球の気温は2136年後には44度上昇するだろう。アナリストは、このレベルになると地球上の生命にとって危機的だと指摘。海面が上昇し、水が地上にあふれるようになる。
地球温暖化は作り話ではない?
地球の気候を研究している多くの研究者たちは、現在、地球は温暖化しており、気温上昇が1.5度程度に収まらなければ、根本的に地球環境が変わってしまうと危惧している。このことは、何十もの気象衛星や何千もの気象観測所、たくさんの海上のブイ、そして何百という地球の気候に関するコンピューターモデルの測定結果によって裏付けられている。
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