NDTVによると、最も犠牲者が多かったのはウッタラーカンド州で、32人が死亡した。隣接するヒマーチャル・プラデーシュ州では26人が死亡した。
これらの地域では豪雨により多数の土砂崩れや河川の氾濫が発生した。複数の集落が完全に孤立し、地元住民や観光客は外界から遮断された。
首都圏の状況も緊張しており、ヤムナ川は定期的に降る雨のため、すでに危険水位を超えた。ニュー・デリー当局は、過去24時間で川に面した低地から1万人以上を避難させた。
6月末、インド南部と西部の地域はモンスーンによる豪雨に見舞われた。専門家らによると、現在のモンスーンは、過去10年間の中でインドに最大規模の被害をもたらした。