古き良き日本 蕎麦屋の配達かボリショイサーカスか その技に拍手【写真】

ネットで日本の蕎麦屋の配達がちょっとした話題になっている。空まで高積みした蕎麦を担ぎ、片手で自転車を運転。交通渋滞もなんのその、自動車や通行をすり抜ける姿はまるでボリショイサーカスの曲芸のよう。まさに職人技と言えるだろう。今では原付バイクか軽自動車での配達に切り替わり、自転車の配達を目にすることも少なくなった。「おっとっと!」と配達のお兄ちゃんの声が聞こえてきそうなこれらの写真、まさに昭和の日本、古き良き日本の風景といえる。
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こうした蕎麦屋の出前の写真を見たネットのユーザーたちがツイートをはじめ、昔の配達員たちに敬意を表している。寄せられたコメントでは、「戦前の蕎麦屋の出前がヤバ過ぎる。一体どうなってるんだ?」「出前機がまだ無かった頃。戦前のそば屋の出前風景がスゴすぎるwwwww」など、賞賛の声が寄せられた。

​高積みの蕎麦が見られなくなった背景には、自転車やバイクの後部に「出前機」が設置されるようになったためだとか。出前機はカーブで曲がってもこぼさないスイングシステムをもつ。この出前機の開発には交通事故の被害も背景にあったという。

​便利さは生活や仕事の効率を向上させるが、その反面、不便さを補おうとする工夫や発想を失ってしまう。どちらも必要であることはいうまでもないが。

現実の世界では、スリリングな高積み蕎麦の配達は見られなくなったが、ビデオゲームの世界では生き続けている。

​昔なつかしの蕎麦の配達。こうした日本の姿を決して忘れないようにしたい。

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