世界柔道・東京 ウクライナのビロディドが日本の渡名喜に勝利で金 「日本での戦いに大満足」

初日を迎えた柔道・世界選手権・東京大会では、女子48キロ級の決勝でウクライナのダリア・ビロディド(18)が日本の渡名喜風南(24)に払い腰で勝利し、金メダルを勝ち取った。スプートニクの特派員が会場から報じた。
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ビロディドと渡名喜の戦いを見守る会場はただならぬ緊張に包まれた。渡名喜に勝利したビロディドは試合後の記者会見で勝利について、「未だに信じられません。試合直後には言葉が浮かびません」と語った。

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ビロディドにとっては昨年の世界チャンピオンのタイトルを獲得した後で、今回、試合にのぞむのはずっと難しかった。渡名喜との対戦についてビロディドは簡単なものではなかったと打ち明けている。

「私にとっては誰と何回対戦するということは関係ありません。これだけのレベルの選手を相手にするのはどんな場合でもきついです。苦しくはありましたが、試合は大きな満足感を与えてくれました。」

また日本での出場についてはビロディドは、「日本で大会に出るのは初めてです。大会の組織は感動的でここでのすべてが素晴らしい」と語っている。

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銀メダルは渡名喜に、銅メダルはコソボ出身のディストリア・クラスニキとモンゴル出身のムンフバット・ウランツェツェグの2人に授与された。

柔道世界選手権・東京大会は今日、8月25日から9月1日まで開催。スプートニクはその模様を順次お伝えします。

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