宇宙史上、初の犯罪 NASA女子クルーが不正口座アクセス

NASAの女子クルーのアン・マクレーン飛行士が、国際宇宙ステーションに滞在中に米空軍情報監視偵察局の元オフィサーで元同性婚相手のサマー・ワーデン氏の銀行口座に違法にアクセスしていたことが明るみになった。
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ニューヨークタイムズ紙の報道によれば、ワーデン氏は何者かが自分の銀行口座に無断でアクセスしていることを知り、銀行に不正アクセスがどこのコンピューターから行われたかを通知するよう求めたところ、そうしたコンピューターの1つはNASAのネットに登録されたものであったことが判明した。ワーデンさんはこれを受けて米連邦取引委員会に元伴侶の行為を訴えた。

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事態を調べているNASA監察総監室によれば、マクレーン飛行士はワーデン氏の銀行口座にアクセスした事実を認めており、アクセスには共同生活時に利用していたパスワードを用いていたと語っている。マクレーン飛行士はアクセスを行った理由について、ワーデン氏と彼女の息子の生活費が足りているかを調べるのが目的だったと説明する一方で、ワーデン氏の口座へアクセスすることが禁じられている事実を知らなかったと述べている。

ニューヨークタイムズ紙がNASA、クリーブランド大学のグローバル宇宙法センターに問い合わせた結果、両機関ともこれより前に国際宇宙ステーションで犯罪が行われた例は知らないと答えている。

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