事態を調べているNASA監察総監室によれば、マクレーン飛行士はワーデン氏の銀行口座にアクセスした事実を認めており、アクセスには共同生活時に利用していたパスワードを用いていたと語っている。マクレーン飛行士はアクセスを行った理由について、ワーデン氏と彼女の息子の生活費が足りているかを調べるのが目的だったと説明する一方で、ワーデン氏の口座へアクセスすることが禁じられている事実を知らなかったと述べている。
ニューヨークタイムズ紙がNASA、クリーブランド大学のグローバル宇宙法センターに問い合わせた結果、両機関ともこれより前に国際宇宙ステーションで犯罪が行われた例は知らないと答えている。