ロシアで時速600キロまで加速する軍用ヘリコプターの技術が開発される

ロシアのカモフ社(「ロシアン・ヘリコプターズ」へ加入)が、時速600キロまで加速する軍用ヘリコプターの技術を開発した。これは現存する将来性のある同様のヘリコプターよりも高速。カモフ社のセルゲイ・ミヘーエフ主任設計者が発表した。
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ミヘーエフ氏は航空宇宙ショー「MAKS-2019」で、「我々は軍用ヘリコプターが時速600キロ以上で飛行するための解決策を見出し、私はその特許を取得した」と述べた。

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ミヘーエフ氏によると、ボーイング社やシコルスキー社は時速480~550キロで飛行するヘリコプターを開発している。

現在、ヘリコプターの飛行速度のギネス世界記録は時速400キロ。

一方、シコルスキー社によると、同社のヘリ実証機シコルスキーX2は、最大時速472キロまで加速できる。

「ロシアン・ヘリコプターズ」は、ロシアの大多数のヘリコプター製造企業を統合したロシアのヘリコプター製造会社。同社によると、ロシア製ヘリコプター8000機以上が100か国以上で運用されている。「ロシアン・ヘリコプターズ」は、ロシアのヘリコプター市場の90%、世界市場の販売台数の10%を占めている。

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