ありがとう「京」! 日本の伝説的スーパーコンピューターがシャットダウン

理研計算科学研究センター(兵庫県神戸市)に設置されたスーパーコンピューター「京」は、これまで多くの研究機関・企業に利用され、目覚ましい成果をあげてきた。8月30日、理化学研究所は「ありがとう『京』シャットダウンセレモニー」を開催、松本紘理事長がスイッチを押して「京」をシャットダウンした。
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スーパーコンピューター「京」の開発が始められたのは2006年、2012年9月に運用が開始された。その1年前の2011年、「京」は当時世界最速のスーパーコンピューターとなった。

​理化学研究所の「京」には、約700キャビネット(機械ユニットに配置された集積回路やプリント基板、PC冷却システム)と70万5千のプロセッサコアが収容。その性能は10.510PFLOPSだった。後継機となるスーパーコンピューター「富岳」は100倍の速度となると予測されている。

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