独大統領 第二次世界大戦についてポーランドに許しを乞う

ドイツは第二次世界大戦の罪に対する自身の責任を忘れない。ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイアー大統領は、ポーランドのヴィエルニ市で行われた第二次世界大戦勃発後80年に関連する式典でこのように述べた。
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シュタインマイアー大統領はドイツ語とポーランド語で、「ヴィエルニ攻撃の犠牲となった方々、そしてドイツ残虐行為の犠牲となったポーランドの方々に頭を下げる。そして許しを乞いたい」と発言した。ポーランドのテレビ局が伝えている。

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シュタインマイアー大統領はまた、1939年9月1日に起こったヴィエルニ空爆を、ドイツ軍によるテロ攻撃だと語った。

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ポーランドでは9月1日に第二次世界大戦勃発後80年に関連した複数の式典が行われている。ロシアは、「歴史的真実の精神」維持に関心がないとして、これら式典には招待されていない。一方、EU、NATO、アルメニア・アゼルバイジャン・ベラルーシ・グルジア・モルドバ・ウクライナが加盟する「東方パートナーシップ」の代表らは招待状を受け取っている。

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2019年冬、ポーランド外務省は、式典にプーチン大統領を招待したい旨を発表、しかし後になりワルシャワはこの考えを否定した。ポーランド政府の決定を、ロシア外務省は「当惑」して受け止めている。


第二次世界大戦は1939年9月1日、ドイツによるポーランド攻撃で開戦した。ドイツ航空機はヴィエルニを空爆した。第二次世界大戦は、人類史上最大の戦争で、61ヶ国に影響を及ぼした。

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