グルジア首相、辞任を表明

グルジア(ジョージア)のマムカ・バフタゼ首相が辞任を表明した。ロシアのマスコミが報じた。バフタゼ氏と共に全閣僚も辞任する。
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新首相の最終的な候補者は3日、議会で過半数を占める与党「ジョージアの夢」の政治評議会の会合後に発表される。

「ジョージアの夢」の党首ギオルギ・ヴォリスキー氏は記者団に「首相候補者に関する協議は続いており、明日、政党の政治評議会の会合後に公式声明を発表する。今はまだ候補者について話すのは時期尚早であり、無作法な行為である」と述べた。

バフタゼ氏は、数時間以内にブリーフィングを行い、辞任理由について語ると発表した。


今年7月、グルジアでは抗議の波が起こった。首都トビリシやその他の大都市では、不満を抱く市民たちが町に繰り出した。抗議行動がはじまった理由は、ロシア代表団の団長であるあるセルゲイ・ガブリエル会長が、第26回正教議会間集会(IAO)で議長席に座わり、ロシア語で参加者に発言したことにある。反対派は、アブハジアと南オセチアの独立を支持する人間に議会の名誉ある座を与えたことが、祖国を裏切る行為だとして当局を非難した。この2つの地域をグリジアは自国の一部と主張している。 

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