ハリケーン「ドリアン」 保険負担額は最低250億ドル=UBS

現在バハマ諸島で大型ハリケーン「ドリアン」が甚大な被害をもたらしている。この災害により、保険会社の負担額は少なくとも250億ドル(約2兆6500億円)になる見通しだと、UBSグループのアナリストが指摘した。保険業界にとっては2017年以降で最もコストが高い自然災害となる。ブルームバーグが報じた。
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ドリアンが今後数日にフロリダ州の東部沿岸を直撃すれば、保険請求額は最大で400億ドルに上る可能性もあると、アナリストらは報告した。米国立気象局(NWS)によれば、ドリアンは大西洋側で上陸するハリケーンとしては1935年のハリケーン「レーバーデー」以来の最大規模。

気象予報では、2日、「ドリアン」はバハマ諸島付近を通過し、米フロリダ州へと移動し、その後、次第に勢力を弱めつつ、米東岸沿いを北に向かうものとみられている。米国ではフロリダ州の他にもジョージア、サウスカロライナ両州がドリアンの勢力圏内に入ると危険性がある。

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