メドベージェワは、スケーティングの試験が終了次第、大会が開始されるので、コスチュームも新しいプログラムも準備が完了していると明かしている。
「フリー(プログラムのコスチューム)がキモノになるのは、私的には当たり前だと思うけど。他のパターンは検討もしなかったわ。もちろんキモノよ。だって『芸者のメモリアル(邦題『SAYURI』)だもの。」
メドベージェワは、衣装デザイナーの伊藤聡美さんによるコスチューム制作に自分もかなり積極的に参加したことを明らかにしている。
「サトミ・イトーとは日本で長い時間をかけてコスチュームを話し合ったわ。本当に極細部にいたるまで、すべてが鮮明に美しく見えるように。でも一番は着やすさね。」
メドベージェワは、フィギュアスケートのコスチューム作りは容易い仕事ではないと説明している。
「私たち、フィギュア選手はライトストーンがものすごく好きだけれど、時にはコスチュームの重量は1.5キロにまでなってしまうから。」
メドベージェワ選手は、フィギュアスケート世界選手権で2度優勝、2018年のオリンピックでは銀メダルを獲得している。二人のロシアのフィギュアスケーター、アリーナ・ザギトワ選手とエフゲニア・メドヴェージェワ選手のライバル関係については、数シーズンにわたって、そして大きな世界大会があるたびに、全世界が見守ってきた。指摘しておくと、日本のファンたちはいつも、特にメドヴェージェワ選手を支持してきたし、彼女の勝利を応援してきた。現在では日本人の間でザギトワ選手の人気も高いが、それでもメドヴェージェワ選手は、日本のファンの献身的な応援を受けている。
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