ハリケーン「ドリアン」直撃のバハマで女性が97匹の野犬を保護 音楽やアニメで慰め【写真】

ハリケーン「ドリアン」の通過で陸したバハマでは、首都ナッソーに住むシェッラ・フィリップスさんによって97匹の犬が保護された。
この記事をSputnikで読む

フィリップさんはFacebook上でこう書いている。

ロスコスモス社 宇宙から撮影したハリケーン「ドリアン」の画像を公開【写真】
「昨夜からクレイジーな状態が続いています。犬たちは続けざまにフン、おしっこをしています。ともかく私のベッドだけは被害が及んでいません。そこまでは犬たちもジャンプしようとしないから。」

家中にたくさんの犬があふれかえり、家の住民からは文句も出たという。

フィリップさんはハリケーンで震え上がってしまった可哀そうな犬たちを落ち着かせようと、停電するまでの間、音楽をかけたり、アニメを見せたりと懸命なケアを続けた。フィリップさんは「犬だって他の動物だって、こんなときに表にいたらどんなに怖いか。本当に可哀そうです」と語っている。

フィリップさんが野良犬の保護キャンペーン「ザ・ヴォイスレス・ドッグズ・オブ・ナッソー(ナッソーの声なき犬たち)」を開始してからちょうど4年目の日にハリケーンの襲撃が重なった。フィリップさんの話ではこの4年で保護された犬はおよそ1000匹に及ぶ。

国際米国ハリケーン動物災害・事故・事件社会
コメント