プーチン大統領 クリル諸島への日本人渡航について 「この方々が過去の出来事の犠牲者だと感じてはならない」

東方経済フォーラムの総会で発言したプーチン大統領は、クリル諸島のかつての住民および親族が住民だった日本人らに関して発言し、これらの人々は自らを過去の地政学上の出来事の犠牲者のように感じるべきではないとし、その理由としてロシアは日本人のクリル諸島訪問のためにビザなし渡航もふくめ、できる限りのことを行っていると語った。
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プーチン大統領は、「我々はまさに人道的な見地から、これらの方々(クリル諸島のかつての住民の親族)に、そして日本の首相の要請に応えるのみならず、これを例外的な方法で行っている」と語った。

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例外的という意味は、クリル諸島への渡航には通常ビザが要されるにもかかわらず、ロシアは「デリケートな状況をすべてふまえ」これを行っていることを示している。

「問題は現段階では解決されていないものの、この領域の関係者の方々がご自分が過去の地政学上の出来事の犠牲になったと思われないよう、すべてを行っていかねばならないというシンゾー(安倍首相)と、全く同感だ。」

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