オオハシさんは、以前は自分の体型についてたくさんの不快な言葉を耳にしたと語っている。
オオハシさんはインタビューで、「『ゾウのようにふくれている』、『ブタみたいだ』、『飛ぶには太りすぎの鳥のようだ』と言われ、私はそのような意見をとても尊重しました」と語った。
オオハシさんによると、このようなコメントを聞き、体操仲間と一緒に1日あたりのカロリー摂取量を500kcalにしたが、練習は厳しく、健康に影響が出た。オオハシさんたちは、パーティーで食べた物はすべて吐き出したという。
体操をして新記録を樹立したいという願いだけが、オオハシさんに健康を取り戻させた。
オオハシさんが1月の大会で披露した演技は、SNSを盛り上げた。非常に難しい技を優雅かつ軽やかに決めるオオハシさんの演技に誰もが興奮した。
動画の再生回数は数千万回となり、何万人もの人が体操のファンになった。
マスコミは、オオハシさんは「体操を複雑で日常的なスポーツから、アクロバットと情熱の要素を持った真のお祭りに変えた」と報じた。
オオハシさんが火付け役となった体操に対する新たな関心の高まりは、250人以上の選手に虐待を加えた罪で175年の禁錮刑を言い渡された米女子体操五輪チームの元スポーツ医師、ラリー・ナッサー被告のスキャンダルによっても衰えなかった。
オオハシさんは「以前は恥ずかしく思っていたことのすべてを受け入れることを学びました。そして私は今日、ここにいます(笑)。大勢の人が見ることになるヌード撮影に参加しています」と語った。