日産自動車 西川CEOが辞任

日産自動車株式会社は公式サイトを通じて、 西川 廣人氏(65)の代表執行役CEO職辞任を明らかにした。日産自動車は9日開催の定時取締役会で、西川 氏に対し、9月16日付けで 代表執行役CEO職からの辞任を要請し、西川氏がこれを了承したことを明らかにしている。 CEO代行 は、山内 康裕代表執行役が行うことが決められた。
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日産側は、後任のCEOの選定は指名委員会で速やかに進め、10月末をめどに決定すると発表している。

​西川氏は1977年に東京大学を卒業し、日産自動車に入社。2005年より購買部門副社長を務めるとともに、南北米地域や欧州の経営会議議長を務め、世界中の様々な要職に就いた。2017年4月に社長兼最高経営責任者に就任し、 2019年6月より取締役代表執行役社長兼最高経営責任者を務めてきた。また、2006年から2016年まではルノーの取締役も務めている。

日産では、前会長のゴーン被告の不正疑惑事件を防ぐことができなかった西川 氏に責任を問う声が強まっていた上に、西川氏本人も株価連動型インセンティブ受領権(SAR)を使って、不正な報酬を受け取っていたとの非難を浴びていた。

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