ラブロフ外相は、「ドンバス調整と共に、ロシア・ウクライナ関係が正常化し、ポロシェンコ政権が採択したアグレッシブで一方的な反ロシア的な決定が撤回されることを望む」とコメントした。
ラブロフ外相によると、これは両国間の「相互尊重」ならびに、ウクライナ国内およびロシア国内における「民族少数派の尊重」につながると期待されている。
9月7日、ロシアとウクライナの間では「35対35」の形式で拘束者交換が行われた。
この中には、ウクライナの映画監督オレグ・センツォフ氏や、ケルチ海峡事件で拘束されたウクライナ船員の帰国も含まれている。ロシアへの帰還者としては、「リア・ノーヴォスチ・ウクライナ」通信社のキリル・ヴィシンスキー編集長や、元戦闘員のウラジーミル・ツェマフ氏がいる。ツェマフ氏は、ウクライナが2014年のドンバス上空のマーレシア航空ボーイング機墜落に関与していると見なしていた。
その後、プーチン大統領とゼレンスキー大統領は電話会談を行った。両首脳は、今回の出来事を肯定的に評価し、今後もコンタクトを継続させることで一致した。